佐倉市議会 2003-02-24 平成15年 2月定例会−02月24日-02号
まず、50から100ppmという高濃度塩素水の危険性をしっかりと認識し、新年度からは一切やめるべきです。新設される白銀小学校のプールには腰洗い槽をつける必要はないと考えますが、どのようにするのかお伺いします。 余談ですが、白銀小は昨年設計の最終段階で、経費削減を理由に大幅に変更され、ランチルームやオープンスペースを削りました。
まず、50から100ppmという高濃度塩素水の危険性をしっかりと認識し、新年度からは一切やめるべきです。新設される白銀小学校のプールには腰洗い槽をつける必要はないと考えますが、どのようにするのかお伺いします。 余談ですが、白銀小は昨年設計の最終段階で、経費削減を理由に大幅に変更され、ランチルームやオープンスペースを削りました。
プール本体の遊離塩素濃度が0.4から1ppmに対し、腰洗い槽は50から100ppmで、プール本体の最高250倍という高濃度塩素水に子供たちの下半身をつけさせることをやめたのです。全国的に見れば、もともと腰洗い槽が使われていなかった県や市町村もあり、また、この改定により使用をやめた市町村がふえてきました。昨年は成田市と四街道市でもやめたと聞いています。
そうした中で、アレルギー体質であるなしにかかわらず、子供の皮膚や粘膜に与える影響が心配されている高濃度塩素水の腰洗い槽は、早期に使用をやめるべきだと思いますが、市の見解を伺います。
腰洗い槽の50から100ppmという高濃度塩素水は、アレルギーがあるなしにかかわらず、人間にとって危険な濃度であることはだれもが感じる数字ではないでしょうか。まして、この中に子供たちは腰までつけているのです。子供たちの体が心配です。 市内の小学校で2校、中学校で3校使っていない学校がありますが、何の支障も出ていません。全国的に見ても教育委員会が心配している集団病は出ていません。
このような危険性、毒性のある塩素を使った腰洗い槽の高濃度塩素水に子供たちの下半身をつけさせている過剰な衛生管理方を続けさせているということは、何でもかんでも消毒しないと気が済まない清潔日本と言われている風潮をそのまま表しているのではないでしょうか。日用品から化粧品、医療、衣類、食料に至るまで、除菌、抗菌、殺菌して、あらゆる菌を殺してしまう世の中は異常です。